これから新生活をスタートするにあたってのお役立ちマニュアル。
物件探しからご契約まで、お部屋探しのポイントをご案内します。
お部屋探しで、まず最初にしておきたいのは、住みたいお部屋の条件整理です。 最低限決めておかなくてはいけないのは「家賃の予算、間取り、エリア、入居したい日」です。 「どんな生活をしたいか?」をイメージしながらポイントを整理しておきましょう。
管理費や駐車場代等を含めてボーナスを入れずに、手取り月収の3分の1を目安にしましょう。
行動予定を考えて「入居希望日」を決めておくと安心です。
通勤、通学方法に基づいて、移動手段や最寄り駅、時間を調べて確認しておきましょう。
居住人数や家具、家電などに合った間取りを考えておきましょう。
住みたいお部屋の条件整理が出来たら、インターネットや情報誌で家賃相場をチェック。
予算内で希望に合う部屋があるか確認をしてみましょう。「築年数や設備」などの細かな条件をリストアップして、「ゆずれない」「あったらいいな」など、優先順位をつけておきましょう。
インターネットや情報誌で調べて条件に合う物件が少ない場合は、相場に合っていないのかも、通勤や通学のルートや時間を見なおしてみましょう。少し離れるだけで条件に合ったよい物件が見つかる場合もあります。
設備や立地条件などをリストアップしてみましょう。建物種別、最寄駅からの距離、築年数で家賃は変わります。建物種別は、マンションがアパートより1~2万円以上高く。最寄駅からの距離は徒歩15分以上、バス利用物件は駅に近い物件より安くて駐車場付きも多い。築年数が古い程家賃は安くなります。築5年以内ではあまり変わりませんが、築6年以上から安くなり、築10年以上になるとだいぶ安くなります。古くてもリフォームで設備などが新しくなっている場合もあります。
気になる物件を見つけたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
「エリア、家賃、間取り」などの希望条件も伝えていただき、下見の予約を!
住替えの方は住替え手続きを開始します。
情報を集めていて希望に合う物件が見つかったら下見の予約を!見つからない場合は、希望に近い物件や住みたいエリアなどのご希望をご連絡下さい。住まいるスタッフがお探しします。
一度に何件も見学しても混乱するので、物件資料や住まいるスタッフの説明から見学するお部屋を3件ほど選びましょう。
間取図などの資料だけでは分からないこともあるので、気になる物件は自分の目で必ずチェックを。
間取図では解らない、天井の高さや柱の出っ張り、梁の有無、壁の色、日当たり、収納の広さ、コンセントの位置や数、設備の種類など。忘れずに自分の目で見て、確認しておきましょう。
● 室内のチェックポイント
メジャーで窓の高さや収納の奥行き、防水パン(洗濯機の受け台)などを採寸して間取図に書き込んでおくと、配置に困りません。前もって手持ちの家具のサイズを測っておくのもよいです。
写真を撮って後で確認してもよいですね。床や壁の汚れやキズ、立て付けが悪いなど気になる点があったら、その場でスタッフに確認しましょう。
室内だけでなく、建物の共用部分や周辺環境も住み心地を左右する大切なポイント。
周辺環境は、昼と夜で雰囲気が大きく変わることも。
気に入った物件は、違う時間帯にも見学してみるとよいでしょう。
共用の廊下や階段、エレベーター、エントランスは、きれいに管理されているか、駐車場や自転車置き場の場所や自分が置くスペースはあるか、利用料もチェック。ゴミ捨て場の場所やゴミ出しの日、きちんと管理されているかも見ておくとよいでしょう。
● 共用部分のチェックポイント
最寄駅からの所要時間や雰囲気、防犯面、コンビニやスーパーの場所などを実際に歩いて確認してみましょう。 また、昼と夜、平日と休日では周辺の雰囲気や交通量、騒音も異なるので何度かチェックするとよいでしょう。
● 周辺環境のチェックポイント
住みたい部屋が決まったら、早めに連絡し、申込み・契約の手続きへ。
必要な書類やお金は、事前にチェックして、用意しておきましょう。
物件が決まったら、連絡をして、いよいよ申し込みの手続きです。
申込書に必要事項を記入して提出します。連絡先や勤務先、年収、連帯保証人が必要な場合が多い。(※ 連帯保証人とは、入居者が家賃を滞納した場合などに代わりに責任を取る人のこと。入居希望者が自分で連帯保証人を見つけるのが一般的です。
)そして、家賃の支払い能力の審査をして契約となります。(※ 入居審査は、収入に対して家賃額が適当であればクリアできて、2~3日位で結果が出ます。)
契約にあたって、書類を準備しておきましょう。役所や税務署に行って発行してもらったり、連帯保証人を頼む場合は書類を郵送したりと、手間と時間がかかるので早めに取りかかりましょう。
住民票 | ご家族の場合は、入居者全員分が必要です。ご結婚を機に入居する場合は、双方の現住所の住民票が必要です。 |
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・役所で発行してくれます。 | |
連帯保証人の同意書と印鑑証明 | 所定の同意書に、連帯保証人がサイン・押印したもの。押印したハンコの印鑑証明が必要な場合もあります。 |
・印鑑証明は役所で発行してくれます。 | |
契約者本人の印鑑証明 | 印鑑登録がまだなら、登録と同時に発行も可能です。契約時には、印鑑登録してあるハンコを持参。 |
・役所で発行してくれます。 | |
契約者本人の源泉徴収票 | 安定した収入があることを証明するために提出する。自営業などの場合は、納税証明書で代用する場合もある。 |
・役所の税務課等で発行してくれます。 |
契約時に必要な初期費用は物件により異なりますが、礼金…0~2ヶ月分、敷金…家賃の0~3ヶ月分、仲介手数料…0~1ヶ月分、前家賃…日割り家賃の日数分、損害保険料…1~2万円が必要となります。
礼金 | 部屋を貸してもらう謝礼として大家さんに支払うお金 |
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敷金 | 家賃の滞納時や、室内を汚損した際の担保として預けるお金 |
仲介手数料 | 大家さんと入居者の仲立ちをした手数料として不動産会社に支払うお金 |
前家賃 | 入居可能日から次回の家賃支払日まで日割り計算したもの |
審査を通ったら契約です。宅地建物取引士の資格を持ったスタッフより重要事項の説明があります。物件所在地、家賃(額面・支払方法・支払日など)、契約期間、緊急時の連絡先など契約書の内容を確認します。契約内容の確認では、禁止事項や特約事項、契約解除と退去時の敷金の扱いについても確認しておきましょう。
専門用語で分からない場合は遠慮なく質問して下さい。熟読していただき確認が出来ましたら、契約書にサイン・押印をして費用を支払って、「契約締結」となります。
● 契約書上のチェックポイント